会場は外苑前FL田SHではなく渋谷パルコ内にあるOILby美術手帖のスペースでの展示である。全てリソグラフを用いて制作された平面作品が同じサイズ、同じ値段で並ぶ。作家選定をFL田SHの2人、美術手帖側で平行して行った。FL田SH側としての基準は「ストリートの拡張」をイメージし、単純にヴィジュアルアーティストではない方をディレクションとキュレーションしていくことでリソグラフとFL田SH自体のイメージの拡張を目指した、展覧会のタイトルが「RISO IS IT」といいつつも、そのリソグラフに対するITがいかに曖昧で拡張可能かという問いでもある。
「RISO IS IT」
@OIL by Bijutsutecho, Tokyo
2020.06.01 - 07.03
Direction: FL田SH
Curation: FL田SH+OIL by 美術手帖
Project Assistant: Ines Roust
Main visual design: TATA
Printing Studio: Corner printing Mitaka/Hand Saw Press/Puresu de Tokyo
Photo: 濱田 晋